シニアライダーの旅日誌

Tana40年のツーリング記録

2012/12 伊豆半島 R1200RT 初ツーリング

2012年12月26日、前日に納車されたRTで一泊二日の伊豆へキャンプツーリングに出かけた。 朝少し寝過ごしてしまい出発は8時頃になった。かなり寒いが快晴、ツーリング日和。三好ICから東名に乗り100~120Km/Hで流すが大型のスクリーンのおかげで風は殆ど当たらない。オーディオも100Km/Hなら充分聞ける、前情報の通りであった。
慣らし運転中5500rpm以上は回すな、と言われたが100Km/H程度なら全くの余裕。
快適に飛ばし静岡まで来ると多少かすみがかかっているが富士山が綺麗に見えたので富士川で写真撮影、伊豆スカイラインに行けばもっと綺麗に見えるだろう、と高をくくっていたがまともにとれたのは二日間を通し結局ここだけだった。

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伊豆スカイラインのワインディング、雑誌等の評価記事のとおり左右にひらりひらりと270Kgの巨体とは思えない走り、重心が低いことが影響しているのだろう。 旋回中もアンダー、オーバーも無い素直なステアリング、慣れてくれば結構高い速度でバンクしながらのコーナーリングも楽しめそうだ。
道を間違えUターンする時もステアリングの切れ角が大きく非常に楽、切れ角の小さいKTMより小回りが効く、但しエンストしたら大変な事になりそうだが。
難を言えば発進時、ギヤ比が低いせいだろうかかなり回転を上げクラッチを滑らせてしまう、さもなければ相当ゆっくりした発進になる。だが上り坂の発進はそうはいかない、クラッチの早期摩耗が心配だ。

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何度か道を間違ったが(ツーリングの感が鈍ったのか?)天城峠を超え河津七滝のキャンプ場に到着したのは4時くらいだった。 早速温泉のはずだったがテント設営後焚き火に着火、考え直しまずは温泉で体を温める事にした(一回目)。
焚き火に炭を入れ「焼きモード」、沼津IC近くの干物屋で買ったシマホッケを焼く。 開いた方をじっくり焼き、ひっくり返す。もう食べモード、飲みモード、 受付の自販機で買ったビールをいただく。

注意:家に安着連絡をしようとしたが携帯が通じない、公衆電話で連絡
ホッケが旨い、2匹のセットは多すぎると思ったが美味しくてペロリと食べてしまった。
持参した日本酒とするめを頂き7時には出来上り。温泉に入ってもう寝よう(二回目)。

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案の定1時には目が覚めた。サムーッ! 温泉で温まる(三回目)、そして温まった勢いで寝るがそれでも5時には目が覚めた。サムーッ!! 温泉で温まる(四回目)。
もう寝るのは諦め焚き火、焚き火、焚き火! 寒いわけだ、バイクのシートやテントは霜で真っ白だ。
二日目は早く出て色々見ようと思ったが結局グズグズして8時半、下田に向かう。 
途中燃料補給、メータのインフォスクリーンでは燃費は20Km/L近かったが満タン計算では18Km/L以下だった(悪いなぁ)。 
GSでも寒い時は燃費が悪かった、エンジンの当たりもついていないしこんなもんか。
下田は黒船の到来地、だが歴史的な見所は殆ど無し(真剣に探したわけでもないが・・)。
天気も朝程良くない、美しい富士山もダメか?
曇天で気温は低い、しかしグリップ & シートヒーター、それに大きな風防の御蔭で走っていれば寒さは感じない(足元は以外とスースーする)。
朝飯を食べていなかったので土肥の土産物屋で早い昼食(11時)、アジの干物定食1300円をいただく。 
惣菜食べ放題、ご飯、味噌汁おかわりOK、店員も親切で決して高くない。
前日の夜もチェックしたがオイルが気になる、何処かで買って補充しよう。 BMWにTELで問い合わせ、化学合成の15W―50なら何でもOKという事でバイク用品屋を探す。
沼津で東名には乗らず1号線を西へ、途中バイク用品屋を見つけ1900円/Lのオイルを購入、休憩を含め近くの海岸近くでオイルを補充した。
今日は早く帰って一杯やろう。 富士のICで東名に乗りいっきに帰宅した(途中浜松名物の餃子を購入)。
到着は6時くらいだったと記憶。
今までバイクにオーディオなんて不要と思っていたが今回の単独ツーリングではすごく快適だった。但し、信号停止の度に廻りを気にしてボリュームを下げた。次は渋い演歌など流そうか。

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おわり