シニアライダーの旅日誌

Tana40年のツーリング記録

黒部-カヤの平 2019年8月(長野県)

1日目

朝5時に出発、名二環で楠、41号を北上、神岡から夕峰林道、夕峰湖を経由して富山に抜ける予定だったが落石通行止め。再び41号に戻り富山へ向かう。神岡では宇宙ドームを見学、凄いものがこの山奥に有ることに改めて驚いた。夕峰林道の何処かで食べようと思って買ったお握りだったが41号の途中の道の駅で頂いた。

15、6年前にも夕峰湖に行ったが、当時の記録を見ると神岡から41号を更に北上、跡津川に沿って林道を西に向かっている。ダートだった。今地図を辿ってみると夕峰林道料金所跡広場、となっているから通り抜けできるかどうか分からない。

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R41と並行する飛騨川、朝霧が幻想的

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カミオカンデスカイドーム

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ニュートリノの研究 ノーベル学者梶田隆章

 

昼近くになると流石に暑い、インパネの温度計は34度を表示していた。富山から黒部まで高速道路を使う、ここから宇奈月の明日キャンプ場は15分くらいだった。

持ち込みテントで720円、薪は200円、受け付けの方はとても丁寧。荷物の運搬もゲート(動物避け?) を開けて荷物を積んだバイクを入場させてくれた。

キャンプ場は土曜日だと言うのにがら空き、立地も良いのにどういう現象? みんな暑くてキャンプどころじゃ無いのか? この間は雨の降る粕川でさえ満杯だったのに。

サイトは高台で結構風があり木陰だった事もありそれほど暑く感じなかった。

ただ、夏休だから大目に見るけど、小学生の団体が夜遅くまでロケット花火で煩かった。

本日走行距離:390キロ

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明日(あけび)キャンプ場

 

2日目

こんなに早く出なくてもいいのに、6時半にはキャンプ撤収、出発準備ok. まずは、以前から来てみようと思っている無料の園家山キャンプ場をチェック、ネットで見るよりは良い感じだが今回は人が多い、夜は結構騒がしそうだ。秋か春に釣り道具でも持って来てみよう。

8号線を上越方面へ。途中親不知子知らずで休憩

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園家山キャンプ場

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親知らず子知らずの海岸

木島平に向かう途中暑くて、それに前日ラインで友人から教えてもらった冨倉村で笹寿司を食べるには時間もあったので標高の高いところを探す。

妙高山に上る手があった。18号を右折、信越道をくぐりどんどん標高を上げていく関温泉、燕温泉の温泉郷あり、且つ妙高山の登山口らしい。標高1100メートルとある。下界に比べれば十分涼しい。信号停車時に前の車のバックドアに映るランプの反射がおかしかったのでチェック、以前行ったヘッドランプのバルブ交換時、取り付けが90度違い傾いていたようだ。休憩ついでに修正。

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妙高山上り口

 

はしば食堂がある富倉村には11時くらいに到着、近くでスクーターのやけに陽気なおじさんが手をあげて止めるのではしば食堂のことを聞くとすぐそこの坂下ったとこだ、とのこと。友人の教えてくれた通りほんとに田舎の民家。店に着いて、予約もしていないけど良いですか? 大丈夫ですよ、と快くうけいれてくれた。

メニューはざるそばと笹寿司、両方食べたいけどなぁ、と悩んでいると、「食べられなかったら寿司は包んであげるよ」、すごくうまい、特に寿司は初めての味、丁度良く酸味が利いる。結局両方食べきってしまった。

ネットで調べたのか埼玉から電車で飯山まで来てそこからレンタル自転車で1時間かけてきた、というお兄さんもいた。

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はしば食堂 (ほとんど民家)

飯山のスーパーで買い物を済ませカヤの平には1時半くらいに着いた。1000メートル位上がったのか、飯山では37度だったがここは10度位低い、直射こそ暑いが日陰はすごく涼しい。

すべてフリーサイト、地面は草地、牧草地の延長か、柵の向こうには牛がいる。

サイト料は1600円とちと高めだが気温も雰囲気も最高。

夕立があるかも知れないのでタープを張りその下にテントを張った。

日がくれると気温はグーンと下がる、焚き火の存在がありがたい。

(因みに携帯電波は無)

本日走行距離:210キロ

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道中は緑の下を走る。意外と涼しい。

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3日目

 

5時に起床、草原を朝霧が覆い、それに朝日が当っている。大きなカメラと三脚を持った人が忙しそうに牧場の有刺鉄線に沿って行ったり来たりしている、いいアングルが見つからないのか。

それにしても朝露が凄い、テントの周りを少し歩くだけで靴はグショグショ、タープも雨が降ったように濡れている、乾くまで待ったら昼になりそうだ、とっとと畳んで涼しいうちに移動しよう。

朝食はインスタントラーメンで済ます。撤収は早いもんで7時には出発準備完了。

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牧場に薄っすら霧が残る

カヤの平からは県道502で国道292号を目指し奥志賀方面へ向かう。涼しい緑のトンネルを爽快に走る、これもツーリングの醍醐味。20年前に逆方向だがこの辺を走ったはず。でもダートでテントや寝袋の落し物を見つけたことしか覚えていない。当時の記録では倉下林道、丸山林道等通ったとあるが何処なのか今持っているタブレットのグーグルマップでは分らない。

292号に出てから、渋峠万座温泉を経由、途中白根山方面はガスの為バイク等は通行禁止。

やはり20年前を思い出し車坂峠を越えてみようと思い挑戦するが頂上前7,8キロからダート、これは20年前と同じだが今回は何と言っても大荷物を積んだRT、大事を取ってあきらめた。

長野ではなるべく標高の高いところを狙って走るつもりだが、残るは蓼科あたり、女神湖の夢の平CPにナビを設定。最後の高地を楽しみながら帰路に着いた。

本日走行距離:380キロ 総走行距離 980キロ  

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渋峠

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おわり