シニアライダーの旅日誌

Tana40年のツーリング記録

2021年5月 富山・上越・長野

コロナ禍で世間は自粛ムードだがバイクでキャンプ、「蜜」などという言葉とは程遠い、と言い聞かせ思い切って出かけた。

本来2日から2泊3日で能登を回って行く予定だったがコロナのマンボウが発令されたことと天候不良のため能登は止め3,4日に短縮、メンバーもN氏と私の2人となった。

8時半にE41の川島SAで待ち合わせ白鳥まで高速を走りあとは下道を高岡まで走る。その後は8号を北上、風が強く富山から黒部付近で雨がぱらついた、がカッパを着るまではなかった。

目的地の100Kmくらい手前から北陸自動車道にのり北上、長野道荒井IC(スマートIC)で降り海鮮市場で食材を仕入れる。海の近くなので豊富な食材、そして結構安いのがいい。

今日のキャンプ場は南葉高原を予約、道中は急な登りで(標高500くらい)雪が残っている。

3時半ころにチェックイン、サイトは狭く段々畑のような感じ。景色は最高だが風が強くて寒い。夕方には収まってくれればいいが。

テントを設営し宴会に突入(いつものことだが)

今日の料理はサザエの磯辺焼き、エビの塩焼き、アサリの酒蒸し、そしてつまみにはホタルイカの素干し、食べるものはどれもおいしかったがやはり焼きのスペシャリストが不在だと調子が悪い。

↓ ホタルイカの素干し、以前のみ仲間から聞いていたもの。 道の駅荒井で入手。

翌朝はごはんを炊きカレーを食べる。

撤収を済ませ出発したのは8時過ぎ、今日は292号で白根山を通って帰る予定。

2時間くらいで横手山の峠に着くがすごく寒い、それに道に雪が残っている、最近降ったのだろう。

↓ 渋峠

草津に降り144号県道40、湯ノ丸高原を通り茅野へ、中央道で山本、153で名古屋へ。

400Km以上ほぼ下道だったので帰宅したのは6時を回っていた。

おわり

2021年3月 ふもとっぱらキャンプ場

久しぶりのキャンプツーリング、去年の11月三重県の小舟梅林公園以来だ。

春木台のGSで給油出発したのは8時半、23号線を東へ、そして浜名湖で1号に合流する。走れるだけ1号を走ろうと掛川バイパスまで来たが混んできたので新東名の森掛川から乗った。新富士ICで降り139号を北上、右手に富士山、少し靄がかかっているようだ。朝霧を過ぎて「ふもとっぱら」はすぐだった。

兎に角でかい、数千人は居そうだ、これで入場制限をしているというのか?

今日は風が強くてテントを立てるのに往生したが焚火禁止にはならずに済んだ。

テントアウターとコットの組み合わせは初の試み、だが夜中寒くて翌日は風邪気味か喉が痛かった。

標高が800メートルもあり気温も下がる数年前の朝霧ジャンボリーの苦い経験をもう忘れていた。

翌日も快晴、しっかり富士山を眺めて出発。往路は139号を北上し甲府で20号、茅野から152号、153号で帰宅。途中猿投付近でODOメーターが70000キロになった。

小舟梅林公園 2020年12月

土曜日の朝ゆっくり(8時半)と出発、三重川越まで23号を走りその後湾岸、東名阪、伊勢道紀勢道と繋ぎ終点尾鷲で降りる。熊野まで42号、熊野のコンビニでビールとワインを購入後311で内陸へ。 途中予定していた県道が通行止め、169号を南下して少し大回りして昼頃にはキャンプ場に到着。

サイトは凄く広いがすでに川べりはほぼいっぱい、水場、トイレに近い場所には設営できなかった。

 

富山、銀山平、長野ツーリング 2020年9月20~23日 

<1日目>

今日の目的地は富山県南砺市近くの五箇山、合掌造りで世界遺産の村。 去年の秋キャンプしようとしたがクマの出没で閉鎖し断念、今回は二回目の挑戦。

距離も少ないので8時半ころ自宅を出発、東海北陸道の美並ICまで高速を使いあとは下道。五箇山には午前中に到着、キャンプ場は余裕と思いきや朝の9時ころで一杯になったそうだ。4連休の2日目だからなぁ。

南砺市まで走りキャンプ場を探すが何処も一杯、ナビに従い脇道に入ると通行止めUターン、なんとエンジンが止まり転倒。幸い大ごとにはならず、荷物を下ろしやっとのことでバイクを起こす。右パニアに壊れこそしなかったが大きな傷。何故エンスト? スロットルの同調不良? 

(後日バキュームゲージでチェックしたが同調はできていた)

あちこちキャンプ場に電話するも何処も一杯。とにかくダメもとで2番目に予定していた園家山キャンプ場(無料)に向かった。

事前の電話では一杯ということだったが何とか隙間を見つけてテントを張った。

 

岐阜県白鳥のスーパーで買い物

園家山キャンプ場

1日目走行 300Km

 

<二日目>

結構早く目が覚めたのでテントの中でごそごそと身支度を始めた。夜中に雨が降ったようだがテントは割と乾いている、片づけは問題なさそうだ。

7時半ころ出発、8号線を上越市方面に向かう。昨年の明日キャンプ場からカヤノ平に行ったコースとほぼ同じだが今回は上越市からR253で十日町に向かう。

小出で食材、湯之谷にできた大きなスーパーでワイン(今夜の宴に一寸だけ良いもの)を購入、いざ枝折峠へ。

2年位前に通った時は雨で何も見えなかったが今回は晴れ、眼下には恐ろしいほど深い谷が広がる。

銀山平キャンプ場には12時ころ到着、チェックインを済ませテントを張った後場内を見て回った。

風呂は500円、内風呂で大きくはないが気持ちの良い風呂だった。

銀山平キャンプ場

2日目走行 320Km

 

<三日目>

翌朝、地面からの湿気が多いせいかテントはびしょびしょ、乾かす時間ももったいないのでそのままたたんで撤収し出発、今日はOさんと落ち合う予定なのでそれほどゆっくりはしていられない。

奥只見ダムに沿ってくねくね道を1時間半以上走る。今でも十分景色は良いが紅葉の時期は凄いだろうな、と想像する。

 

桧枝岐村から南会津町を走る道路は信号もなく快適そのもの、2年前もそうだったがサイクリング大会か何か開催されているようだ。

Oさんからの連絡では本日の目的付近は天気が悪そうだがとりあえず向かうことで合意。

R121で日光を経由し渋川へ抜けようとするがどうもナビは東北自動車道に乗せようとしている、高速は使わない設定のはずだったが(夏の東北ツーリングの帰りと全く同じコース)。

時間も無くなってきたのでナビに従い、日光宇都宮道、東北自動車道北関東道路、上信越道と繋ぎ無事上田のローソンでOさんと合流。

台風13号の影響で直ぐにでも雨が降る予想、湯ノ丸のCPは止め帰る道中にある紅葉平のバンガローに泊まることにした。 岡谷から中央道で紅葉平に着いたのは5時だった。

3日目走行 420Km

 

<四日目>

台風の進路が東に変わり雨は降らないようだ、勿論降らないに越したことは無いが最後は台風に引っ掻き回された感じだった。湯ノ丸は次回に取っておこう。

4日目走行 190Km 総走行距離 1130Km

おわり

長野県山の寺キャンプ場 by KTM 2020年6月 

長野県高森山の役場に前もって山の寺キャンプ場の使用願いを提出(メール添付で可、無料)、大分早めだが7時半くらいに家を出た。

今回はKTMにホームセンターで買った収納ボックスに道具を詰めに荷台に括り付けてみた。ゴムバンドだけじゃどうも弱いのでベルトで補強するがワンタッチ取り付けの荷台が外れないかやや心配。でも今までの実績を考えれば問題ないはず。

153号を北上し飯田のイオンで買い出しを済ませた。家から冷凍鶏肉と“けいちゃんの素”を持ってきたので飲み物がメイン。

飯田からハーモニックラインという中央高速の北を通る道を使う。飯田の町が眼下に広がるリンゴ畑を通る感じのいい道だ。

暫くはしり左に折れると大きな、結構格式のありそうなお寺に突き当たる。これが山の寺のようだ。

寺からちょっと上るとキャンプ場、すでに一組到着していた。

役場の人がメールで言っていたように草ぼうぼう、テントをはる場所を決めたころ役場の人が草刈を始めた。話をしてみると今日は5組くらい来るそうだ。

コロナの関係で6月から開設、今日は最初の週末だ。

サイトは松林の中で薪も十分採取できるし、水場も沢の水で直接飲めないがサイトから近い。辺りは自然度100%。でも小さな子供を連れた家族も二組ほどいた。

夏前でまだ山菜がとれそう、少し探してみると食べたことが有るような葉っぱが見つかった。 食べれそうだったので茹でて食べてみたがあまりうまくない。

焚火とワインを楽しみながら櫃過ぎから10時くらいまでまったりとキャンプを楽しんだ。

 

翌日は大平峠にあるキャンプ場を下見した。

飯田から県道8号線を約20キロ上る。以前256号嬬恋側から通ったことがある。もう嫌になるほどくねくねが続く道だ。

1時間くらい走っただろうか、一つ目の峠を越え暫く行くと大平の森CPがある。上側と下側に分かれているようで下側のキャンプ場には数組キャンプしていた。雨が降ったら下りはいいが上りは難しそう、エブリィじゃ無理だ。上のキャンプ場は車で乗り入れできそうだが水が無いようだ。

おわり

大山ツーリング 2020年10月 

<1日目>

高速道路の早朝割引を使うために2時過ぎに家を出た。みえ川越まで23号を走り新東名、京都縦貫で一気に京都北部へ、その後は9号線に沿って鳥取方面へ走る。 朝来で竹田城を観光、駐車場から30分くらい歩いて城跡に到着、いい運動になった。入場券売り場のおじさん曰く、竹田城の雲海は対面の山の中腹から11月の日の出の時間帯に見られるそうだ。

 

鳥取からは高速道路の無料区間が続く、お得感がある。 9号線と無料区間の高速道路を繋ぎ琴浦町のキャンプ場に到着したのは昼くらいだった。

今日は平日の為かここでキャンプするのは自分だけだった。(駐車場で車中泊する人が1人いたが)

走行距離 437Km

 

二日目の朝はまだ雨が残っていた。

昨夜の焚火で残った杉の葉を燃やし暖を取った。テントは濡れているがそのままたたみ出発した。

走行しているうちに雨も上がりいざ出発、とにかく一向平まで行ってみる。まだまだ紅葉には早そうだ。

天気も思わしくない、山中の道は落ち葉で滑りそう、予定を変更し9号線を東へ戻る。

大山

鳥取砂丘に寄って見る、バイクは駐車料金200円。 前回きたのはもう40年くらい昔、ハングライダーの練習にI氏と来たのが最後だ。今回もパラグライダーの練習をしている人たちがいた。

鳥取砂丘

鳥取からは9号線と別れ178号を豊岡へ向かう。キャンプ場(豊岡市大師山自然公園キャンプ場 予約不要・無料)には昼頃到着、最後の坂は狭くて急坂RTにはきつい。すれ違いも狭くて普通車とRTではやっと。

キャンプ場はまだ昼だというのにかなり込み合っている。一人なので狭いスペースを見つけテントを張った。

豊岡市大師山自然公園キャンプ場

走行距離 167Km

 

<三日目>

キャンプ場の朝は霧で覆われていた。結局最終日もパッとしない天気だ。

テントを撤収して出発は7時半ころだった。 舞鶴に出てから琵琶湖へ、昔家族で来た知内浜の辺りを走るがどうも覚えのある景色ではない。長浜あたりで8号線が渋滞、ちょっとだけ高速に乗りまた降りる。最終的に関ケ原から名神にのり名古屋で降り帰宅した。

走行距離 277Km

総走行距離881Km

おわり

 

 

コロナ禍の東北ツーリング 2020年8月

1日目(8月3日月曜日) 

朝3時に出発、東名三好には20分くらいで到着、高速道路の深夜割引に間に合った。

眠いので何回も休憩を入れ新東名、圏央道と繋ぎ一気に茨城まで来た。

途中静岡辺りで明るくなったがあまり天気は良くないため富士山は奇麗に見えない。

霞ヶ浦で写真を撮り、太平洋岸の51号を北上、大洗から内陸部に有るキャンプ場に向かった。

予約していた常陸大宮市の「星の里憩いの森キャンプ場」には1時くらいに到着、近くに喫茶店のような店が有ったので、「キャンプ場の受け付けはこちらですか?」と訪ねてみた。「いいえ、違います。でも夕方管理人が来ますよ、テント張っていればいいですよ」と親切に教えてくれた。

夕方になり管理人が集金に来た。バイクは1000円、事前に調べたが茨木県は平均的に高めかな、平日ともありさすがに他のキャンパーは居ない、一人キャンプを堪能できた。

本日走行467Km

2日目(4日火曜日) 

6時半に出発、今日は岩手県に向かう。ナビの指示に従って福島まで一般路を走る。4号線も市外は混雑もなく順調に進んだが福島市付近では信号も多く止まることが多くなった。通勤時間帯だから仕方ないか。一関まで東北自動車道に乗り換えた。

途中新潟の友人からラインで「猊鼻渓」というところが良いとこらしいので寄って見ることにした。遊覧船に乗るのは止めたが紅葉の時期に来れば奇麗だろうなぁ。

花泉運動公園」のキャンプ場までは30分くらいだった。運動公園とあって素晴らしく奇麗に整備された野球場やテニスコートが完備されている。キャンプ場は施設の端っこにあり花泉パル、というところが受付、住所と名前を申込書に書くのみ、無料だった。(但し事前電話連絡は必要)

本日走行370Km

猊鼻渓

花泉運動公園

3日目(5日水曜日) 

朝から霧が出てきたが雨は降りそうにない。気温も上がらず気持ちいいだろう。

今日は青森県の竜飛岬まで走る。

一関から八幡平まで東北自動車道を使う。天気が良ければ岩手山が奇麗に見えるのだが今日は生憎の曇り空。16年前に来た時のことを思い出す。

八幡平アスピーテラインを快調に走る、気持ちがいい、以前来たときはまだ雪があり晴れてはいたが寒かった。 峠の頂上付近は霧で真っ白、10メートル先が見えない。

アスピーテライン動画

youtu.be

十和田湖に着くころ雨が降ってきた、結構激しく。竜飛岬も今日これから雨の予報、止めにして酸が湯のキャンプ場に泊まろうかと電話でチェックすると本日キャンプ可、とのこと。

雨の十和田湖

でもここまで来て雨ごときで止めにしてなるものか、と結局竜飛岬に向かった。

途中今日のねぐらをチェックしながら岬に向かう。地図ではすぐそこなのに結構遠い感じがする。岬は風が強い、霧もかかり今にも雨が降りそうだ。

天気がいい時に時間かければ色々見るとこありそうだ。

 

南に20キロくらい戻り今別町の事前に確認しておいた「鋳釜崎キャンプ場」(無料)にテントを張った。海岸端の高台、晴れていれば北海道が見えるはず。

タープを張り終えたタイミングでザーッと降ってきた。草刈りのしていた人たちも慌てて屋根の下に避難、雨が上がったり降ったりを繰り返し結局今日の作業は諦め帰っていった。特筆すべきはトイレ、なんと様式ウォシュレット

本日走行430Km

無料キャンプ場

4日目(6日木曜日)

夜中の2時くらいに雨の音で目が覚めた。結構な降りだ。それにテントは床上浸水、テープで修理したけど天気予報をチェックすると今日はこのまま雨との事、晴れ間をみて撤収し早めに出たほうが良さそうだ。タープので荷物とテントをまとめチャンスを狙う。4時ころかなり小降りになったので速攻で撤収、4時半に出発。

青森から東北自動車道に乗り碇が関で降りる。R7を走行中かなり激しく降られた所もあったが秋田県に入ってしばらくすると雨も上がった。

有料、無料の高速道路、一国道般を繋ぎ昼過ぎには山形県蔵王に到着。

道路脇の温度計がちらっと37と表示していたのでRTの温度計をチェックする。これもそれほど正確じゃないが35度、熱いのは確かなようだ。

買い物を済ませ蔵王エコーラインを上る。道はぐんぐん標高を上げ、気温も5度は下がった。700~800mは上っただろうか、「蔵王坊平国設野営場」に到着した。

管理人はすごく気さくで冗談らしき事を話してくるが残念なことに言葉がよくわからない。俺の田舎だって隣の県なのに。(コンビニの店員以外今までほとんど話さなかった。)ところで料金は? 350円とはこの立地では安い。トイレが様式ならもっと良いのだが。

本日走行470Km

蔵王坊平国設野営場

5日目(7日金曜日)

天気予報をチェックするが魚沼は依然天気の改善が無い。銀山平で一昨日のような雨はうんざりだ。今日の予定は決まらないがとりあえず会津から日光方面へ向かうことにする。今日の行程の途中なので今日も魚沼の友人に教えてもらった南会津の大内宿というところでネギ蕎麦を食べていくことにする。

ナビに任せR121を南下、その後は県道か村道かわからない道を右折左折を繰り返す。

大内宿は結構遠かった。江戸時代の宿場町だったらしい、茅葺の大きな家が立ち並ぶ。時間をかけてじっくり見れば良いのだろうが一人で観光するのは好きじゃない。

兎に角ネギそばを食べ写真でも撮って帰路に着こう。

宿場の入り口付近に有った蕎麦屋に入ってネギ蕎麦を食べた。

R121で南会津から日光市へ、そして日光宇都宮道路東北自動車道北関東道路、長野道とつないで今日の宿泊地立科女神湖の夢野平キャンプ場に着いた。

本日走行480Km

6日目(8日土曜日) 今日は最終日、ここからは半日も走れば家に着くだろう。 立科付近は曇っているせいもあり気温が低い、寒いくらいだった。 5泊6日のツーリングが終わる、また日常に戻る。 愛知県に入るころは雲も少なくなり気温もぐんぐん上がってくる。 これが現実、ああよかったなぁ、東北は。

本日走行230Km

 

総走行距離2478Km

 

おわり