シニアライダーの旅日誌

Tana40年のツーリング記録

乗鞍ツーリング 大パンク

時は1982年夏、まだ昭和(57年)の時代、ツーリング仲間8人でまたまた乗鞍のお話。 
乗鞍高原で一泊しエコーラインを上る計画で出掛けた。まだ乗鞍はマイカー規制もなく長野県側は無料、岐阜県側からは有料の乗鞍スカイラインで頂上の畳平まで乗り入れる事ができた。
1日目は国道19号を北上し長野県の木祖村から奈川、そして乗鞍高原へ。
メンバーの誰かが予約した民宿に泊まり気持ちのいい温泉に入り用意してもらった料理で宴が始まる。記憶は途切れ途切れだが梅酒の梅を食べさせてもらい美味しかった事を思い出す。

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 ↑ スタート前 2次集合場所へ向かう

二日目は快晴、テンションが上がる。エコーラインを元気良く上っていく、だがはしゃぎすぎた、オフ車だからといって無造作に路肩の外まで乗り入れた。結果は最悪、金属片を踏んだようだ。リヤタイヤに大穴が開いた。
パンク修理道具などタイヤバンドー位で何も持っていない。
それにタイヤバンドーで塞がる穴ではない。困った、困った😖💦
だがこんなとき神様が現れた。
「どうした? 修理道具有るよ」
山の神様、有難う、もうおとなしく走ります。
バイクは覚えていないが125ccで高速使わず川崎から来た、いや、おこしになられた神様と記念写真を撮らせて頂いた。

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↑ 真ん中のVサインしている人が山の神


と言うことで無事頂上にも到着出来た。

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山からも無事降りてきたが何か空気が抜けてきた。
修理したとき大きなパッチが無くて小さいので対応したんだが剥がれて来たようだ。幸いにも自転車屋さんがあり、お休みだったがなんとかお願いして修理してもらった。
なんとかここまで来られて良かった。
本当にみんなに迷惑掛けたツーリングだった。
川崎の125ccあんちゃん、自転車屋のおじさん、そしてメンバーの人達、その節はごめんなさい、有難う。

おわり