シニアライダーの旅日誌

Tana40年のツーリング記録

2002年10月 乗鞍・奥飛騨帰国後初ツーリング

これは前回のキャンプツーリングから3年が過ぎた2002年10月の事である。 
実は3年前の夏から海外駐在を命ぜられ買って1年も経たないテネレーに長く乗れなかったのだ。
そして帰国一発目は、大好きな乗鞍・平湯の定番コースだった。
長く動かさなかったテネレーの車検を取ったがキャブの調子が悪く4000回転以上吹け上がらない。
修理にはぎりぎりまでかかったが何とか予定した日程に間に合った。
紅葉見頃、天気は 最高のツーリング日和。
実は乗鞍はこの年が最後のマイカーで乗り入れ、翌年からは規制が始まり上高地と同じになる、絶対に逃せない大事なツーリング。

第一集合場所はUさん家近くのサークルK、6 時 30 分にS、Uさんと私が集まり第 2 集合場所、中央高速恵那SAに向かう。かなり気温は低かったが新調したユーロは寒さなどものともしない。
恵那SAには少し早目に到着、10 分もしないうちにIさんのXRがスーパートラップの大きな音をたててやってくる。
ところでSさんは以前カワサキのスーパーシェルパーに乗っていたが何とアフリカツインに飛び出世、かなりあちらこちら走っているようだ。
中津川で高速を降りR19北上、木祖村→奈川、スーパー林道乗鞍高原へ向かう。林道を登っていくに従って山の色がきれいになっていく。2000m前後が見頃の様だ。 乗り鞍高原手前の高台、ここからは乗鞍岳やその山麓見渡せるスポット、で休憩。

f:id:tana3070:20190919184649j:plain

              乗鞍スーパー林道

 

畳平まで一挙に駆け上りたいところだがエコーラインはものすごい渋滞。でも強者のIさん、「ついてこーい!」と道路の右半分、対向車をもとともせず上っていく。皆も続いた。
お蔭で昼には頂上に着いてお昼を食べた。 下で渋滞に並んでいた車はこの日のうちにたどり着けるのだろうか。

f:id:tana3070:20190919184902j:plain

f:id:tana3070:20190919185025j:plain

f:id:tana3070:20190919185115j:plain

f:id:tana3070:20190919185146j:plain

 

スカイラインで写真を撮りながら下り、平湯キャンプ場へは 3 時くらいに着いたがキャンプ場は既にテントでフルに近い。 でもなんとか テントと焚火の場所は何とか確保できた。
JAまで食材、アルコールの買い出し、その返りに温泉につかる。それほど寒くは無かったが露天風呂に浸かり、「アーッ、いい湯ダー!」と声を上げる。
一足先に温泉を出て薪を買ってサイトに戻るとテントの数は更に増えていた。焚火の釜戸を作ってから出かけたが誰かに石を使われて再度作る羽目になった(作るのは簡単だが石が無いのです)。
全員そろったので早速カンパーイ!! 楽しい宴の始まり。 JAで買った半生身欠きニシンを焼いて醤油で食べる、懐かしい味だ。「この半生ニシンは都会では売っていないんですよ、此処みたいな山郷に来ないとね」。等と酔った勢いで講釈が始まる、色んな話題で時間が過ぎもう11時、不良おじさん建ちも疲れたようだ。いつも通りの楽しい宴だった。

f:id:tana3070:20190919185242j:plain

                平湯キャンプ場

珍しく、朝はご飯を焚き、しっかりと朝食をとったのでテントをたたんで出発したのは九時を回っていた。
旧道で阿房峠を登り頂上で記念写真、国道をダムまで下る、奈川に一度でてから野麦峠に向かった。
野麦からは昨日上った乗鞍が視える。今日も渋滞しているのかなぁ?乗り鞍を眺めながらゆっくりと昼食を食べ帰路に着く。
19 号でSさんと別れ私たちはR153に切り替え帰宅、足助で酷い渋滞に会い家に着いたのは8時くらいだった。

f:id:tana3070:20190919185403j:plain

               安房峠より

f:id:tana3070:20190919185528j:plain

 

おわり