シニアライダーの旅日誌

Tana40年のツーリング記録

2003年9月 黒部・白馬 テネレーでの旅

前日までの台風の影響で予定を一日遅らせて22日月曜日に出発、この日は日曜日と秋分の日の間、休みを取った。国道41号に沿って北上し富山県黒部付近で一泊、糸魚川から国道148号、19号で白馬、松本を通って帰るルート
9月後半の朝はもう寒い、なんでこんなに早く出るのかって、ツーリングの朝は勝手に目が覚める。そしたら時間がもったいないから出かける。この日は03:30出発、41号を高山へ向かうが寒い、高山に着いたのは 7時だった。寒いが日ごろの行いが良いので天気は良い。 台風の後で空気が澄んで景色がくっきりとしている。

神岡から41号を少し富山よりに進んだところから有峰林道(有料300円)をとおり立山に向かう。 大多和峠までは途中ダート、後は観光化して舗装の有料道路となっている。 (2019年8月に神岡から裕芳林堂に向かうコースをトライしたが「工事中通行止め、有峰林道へは富山県側から」との看板があり断念)
立山から黒部へは2本の林道繋がっている、迷ったが林道入り口に着いた。 でもなんとなく通れる気がしないので道路の草刈のおじさんに尋ねると通り抜け可とのことで勇気をいただき前進(坪野虎谷林道)。
調子に乗って轍を超えて遊んでいたら大ゴケ、やっとの思いでバイクを起こすとブレーキペダルが曲り、カウルに傷(伊豆の立ちごけ傷に加え)、サイドバックの固定ベルト切れ、等々の損害。 まあ怪我と致命的な破損がなかったことを思えば。 しかし、今日はこれ以上林道を元気よく走る気力はない。 さっさと舗装路に出て目的地に向かうことにした。

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入善町に墓ノ木公園キャンプ場をと言うところが有った。市か町の施設で 管理人らしい人が軽トラで回っていたので聞いてみると、無料、キャンプ OK、との事。
黒部では宇奈月温泉から出ているトロッコ電車に乗りたいと思っていたのでテント設営後宇奈月温泉に向かった。
しかしトロッコ電車に乗るには十分な時間がない。 黒薙まで乗って折り返すことにした。短かったがとにかく体験は出来たので満足。 山高く、谷深い、紅葉の季節はさぞかし綺麗なことだろう、いつかまたその季節に来たいと思った。
夏はどこに行っても場所が無いほどキャンプ場は賑わっていたのに、ちょっと時期が過ぎれば休日前夜がらがら、ここも自分だけで夜は不気味なほどだ。
サイトにはU字溝が焚き火用に置いてある、薪を集め火をつけると適度に風が有ったのでよく燃えた。
一人きりで焚火をし★を眺めて・・・「ここの名前、墓ノ木公園って、良い名だなぁ」なんて思いながら飲んだ。

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翌日も快晴、8 号線で糸魚川まで走る、途中”親知らず、子知らず”で写真撮影、 糸魚川からは国道148号線を南下、この道路、途中谷間を走る道と言う印象だがその内視界が広がり思わず声が出るほど美しい白馬の山々が見えでくる。「もう少しちかよりたいなぁ、まだ十分時間はある、寄り道しよう」
白馬の街に入り適当に山の方向に走っていくと白馬岳の登山口に到着した。 どでかい山が目の前に、この情景は写真で再現しきれない、まして言葉知らずの私には文章にもならない。
大町、松本と南下、19号で帰ろうと暫く走るが大きなトラックが超安全運転。
眠くなるので153号線に切り替え安全運転で帰宅した。

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おわり