シニアライダーの旅日誌

Tana40年のツーリング記録

1998年7月 TTレイドで帰省

今回の帰省の目的は今年初めに他界した母の納骨の為だった。
7月20日に兄弟集合と言う事でついでに寄り道して行こうかと18日に出発し途中1泊、帰りも1泊と何が目的か分からなくなってきている。
初日だけは方向が同じだったのでツーリング仲間でもあるSさんと同行した。Sさんは良き先輩でもあり残念なことだったが今から5年前(今は2019年)に若くして他界してしまった。従ってこの旅は貴重な思いでの旅でもある。
5時に近くのコンビニで待ち合わせR153を北上し陣馬形林道、女沢林道等を経由し高遠に出る。 黒河内林道を通って入笠山の登り口で休憩した。

f:id:tana3070:20190824095933j:plain

 

ここから暫くはSさんの庭も同然、茅野を抜け野辺山へ。日本一標高が高い駅と言う事で野辺山駅で記念撮影。しばらく走ると八ヶ岳も綺麗に見える。

f:id:tana3070:20190824100130j:plain

f:id:tana3070:20190824100058j:plain

 

八ヶ岳の林道へはどう入ったらよいか分からないが雑誌に有った地図のコピーを頼りにとにかく八ヶ岳方向に走った。
結構がれ場も有ったが楽しく走れた。後に訪れることになる「本沢温泉」の入り口も見つけることができた。今走った林道が八ヶ岳林道かどうか分からなかったが道はR299に繋がっていた。
Sさんとはここでお別れ、Sさんは茅野の実家に行くとの事だった。
私は北上を続け上田、軽井沢を経由して浅間山の麓、鬼押し出し近辺でキャンプ場を見つけテントを張った。

f:id:tana3070:20190824100917j:plain

 

二日目、7時出発し長野原からR292を駆け上る、高校生のころ皆でキャンツーに来たが20年ぶり。
硫黄の臭いが鼻を衝く、標高を上げていくと霧が出てくる、上も下も見えない霧の中。更に標高を上げると突然霧が晴れる頂上が見える、素晴らしい景色が広がり思わず感動する。
久しぶりだし火口まで歩いてみることにした。

f:id:tana3070:20190824100841j:plain

 

峠を降り倉下林道、丸山林道を通りカヤの平、秋山剛方面へ向かう。2019年の8月にカヤの平からR292号まで走ったが何処からこの林道に入ったか分からなかった。たぶん今回来た道(県道502、471)と並行したり交差したりしているのだろう。それにしても両林道とも地面は締まって走りやすいダートだった。
ここまでくれば実家も間近、そもそも浅間山からじゃそんな距離は無いが。秋山剛、十日町を経由し入広瀬に着いたのは2時過ぎだった。

 

20日の仏事を無事終え21日は帰路に着いた。
17号を南下、群馬県新治村から数本の林道(秋鹿大影林道 四万林道?)を経由、途中マタタビが目に付いたので採取しながら車坂峠に向かう。前出の2019年8月のツーリングでもこの道をトライしたが途中からダート、20年も変わってないんだなぁ、と感心するも、今回のバイク(R1200RT)それも大荷物積載じゃちょっと無理と諦めて迂回。
兎に角当時はダートを見ればアドレナリンが出てくるくらいだから待ってましたとばかりにかけ登って行った。

f:id:tana3070:20190824101104j:plain

 

蓼科の女神湖に着くころ雨が降ってきた。この辺でキャンプ場があると嬉しいが見つからない。
たてしな湖まで来ると雨も上がった。ここまでくれば同日に帰れない事も無いが、キャンプ場も見つかったことだしもう一泊する。
湖畔にある旅館の庭みたいなところに1泊1000でテントを張らせてもらった。

f:id:tana3070:20190824101537j:plain

f:id:tana3070:20190824101507j:plain

おわり