シニアライダーの旅日誌

Tana40年のツーリング記録

2008年7月 KTMエンディューロ690初乗り

海外赴任から帰国して半年、どうしても乗りたいバイクが出てきた。 KTMの代理店で試乗してみるとあの爆発的なトルク、まるで10ポンドハンマーでピストンの頭を叩くような。先輩の改造XT600を思い出す、一回でKTMエンディューロのエンジンに魅了させられた。(この時エンディューロは未だ店に在庫が無く試乗したのは同じエンジンを搭載するデューク690)
カタログを見たり店の人の話を聞くと十分ツーリングに使えそうだ。
今回は買い替えではない、増車だ、林道ツーリングキャンプも出来そうだ。と言う事で購入に踏み切った。

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約1か月、南ア出張が終え翌日半日年休を取得し車両を引き取ってきた。そしてその翌日 KTM の初乗りツーリング。
納車前からKTM伊那谷を中心に走ろうと思っていたので鳳来、天竜、152 を北上し飯田にでるルートを走ってみることにした。
久しぶりのダート走行を期待し新城市の北にある雀峰林道に行ってみた。だが全線舗装済み、次に佐久間町の和山間林道、ここも舗装済。 ダートを走ってみたくてピストン覚悟で支線に入ってみた。素晴らしい、はしゃぎすぎたら危ない、パワー有りすぎ、でもローが少し高いな、兎に角半端な気持ちでは乗れない事を確信。

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一旦 152 に出てガスを補給、リッター当り24キロくらいだった。
その後秋葉神社スーパー林道とその周辺道路を走ったが何処も通行止めが多い。
スーパー林道から水窪に下り、ヒョウを越え南信州町から418を売木に出ようと思ったがまたしても通行止め、どうなっているんだ日本の道は!
確かこの辺はずっと以前にセローで来てキャンプした所、今はどうなっているだろう、と立ち寄ってみた。バイクを降りて驚いたのはキャンプ場ではない。
えっ!! 信じがたいがなんとナンバープレートが付いてない。目を疑った、取り付け部ボスが割れてバックプレートごと落としたらしい。 ダートでか? 水窪まで来た道を戻ったが見つからない。水窪の警察に確かめたが届いていない。
かなり遅くなり暗くなってきたので探すのはあきらめた。結局再発行してもらうことにした、良いナンバーだったんだけど・・・

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301を朝来た道を帰ることにした。
とんだ初乗りの1日だったがナンバープレートを探しながら500K以上も走った。あの硬い細いシートの割には尻も痛くなかった。
後日ナンバーは再発行、するとすぐに警察から見つかった旨連絡があった。

             おわり