シニアライダーの旅日誌

Tana40年のツーリング記録

2003年10月 テネレーからBMW R1100GSに乗り換え

テネレーに大きな不満が有ったわけではないが色々な面で中途半端なバイクだった。
大きくてゆったりして長距離が得意? 重いがゆったりとはしていない。
オフ車として林道でキビキビ走れる? 振り回すには私の技量じゃ重くて大きい。
中間排気量(660cc)の燃費はこんなもの? BMW F650のUさん曰く28Km/リッターは行くよ。 期待したエンジンのトルク感は? 正直がっかり。
「どうせなら次はリッター級のオフ車に乗りたい、スーパーテネレー、ホンダバラデロ、BMWのGSか」と思うようになってきた。
休みの度バイク屋を見て回ったがスーパーテネレーやバラデロは見つからない。BMWモトラットで97,8年式のR1100GSの認定中古車が有った。走行は7000Km。
BMWのネーミングには魅力がある、一度は乗りたい。 跨ってみると大きなシートでお尻もしっとりくる。「こんなバイクで遠くに行きたい、冒険したい」と思った。
予算はどうだろう、駐在中にへそくった金が多少はある。
でも車両価格やテネレーの下取り価格を聞いてみるとこれじゃ話にならない、テネレーが安すぎる、逆車で結構高かったんだ、他を探すことにした。
後日モトラットから電話が来て下取り価格を○○万円に見直す、との連絡が有った。
これならまだツーリング費用が少し残るなぁ。
家内からも強い反対は無かった。「自分の貯めたお金で買うんならいいんじゃない」と言う感じ。 「決て―い!!」

2週間くらい後だったか、納車された。
これがオフ車と言えるだろうか、とてもダートに乗り入れる気にはなれない。
でも走り出してみると、重い、大きいが安心感に変わる。 それに流石1100cc、加速が凄い、少し大きめにアクセルを回すと思わずニヤリとしたくなる。

数日後左シリンダー下部からのオイル漏れ、早速クレーム。その後もツーリング中にリヤブレーキのスコ入り、重要不具合が2件もたてつづけに発生、先が思いやられる。

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