シニアライダーの旅日誌

Tana40年のツーリング記録

2004年8月 奥志賀キャンプツーリング R1100GS

Iさん、Oさんを誘い久々に複数でのツーリングに出かけた。
向かう所は(飽くまでも目的地ではない)長野県の奥志賀から山中を抜け新潟県秋山郷
6時半に足助のコンビニで待ち合わせ153を北上。
茅野から299で佐久へと順調に進むが軽井沢まで来ると雲行きが怪しくなってきた。 
浅間山の麓を走るが残念ながら雲が低く山頂は視えない。 鬼押し出しを過ぎるころ遂に降ってきた、結構激しく。前もってカッパを着ていて正解、慌てることなく、濡れることなくそのまま進むことができたが快適ではない。
長野原から292号を草津方向に上る、雨の日は鼻をつく硫黄の臭いが特に強い。 白根山に着くころにやっと雨は上がったが雲と霧で何も見えない、絶景なはずなのに残念だ。
視界が良くなったのは渋峠を越えてからだった。
今日は秋山郷までと予定していたが時間が大分足らない、この辺りで良いところがあればキャンプしようということに話がまとまった。
近くに笠岳キャンプ場と言う所が見つかった。 国定公園内ということで食料品店は湯田中まで行かないと無いとのことだったのでみやげ物屋で漬物、つまみ、そば等を購入し我慢することにした。そのかわりその土産物屋の温泉、(いや、反対、温泉の土産物屋)にゆっくり浸かった、雨で冷えた体に熱い温泉は最高に気持ちいい。
その夜は幸いにして雨の心配はいらなかったが標高が高いので気温は低い。
外から焚火の熱、内からお酒でキャンプの夜を満喫した。

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翌日は快晴、昨日は浅間山白根山を見られなかったので軽井沢までは同じ道を引き返す。
途中草津の公園の大きな露天風呂に立ち寄る。湯につかっていると野生の鹿の親子が公園の川に沿って整然と降りてくる、人間になれているのだろう。
北軽井沢まで来たがやっぱり浅間山はだめだった。
鬼押し出しのみやげ物やで聞いたが、晴れていても噴煙で頂上はかくれているそうだ。

野辺山の少し手前でまたも夕立雨、すごい雨。間一髪で壷かなんかを扱う店の軒下に滑り込み、雨から逃れた。
親切なおばあさんが家の中に入れてくれた。 ありがとうおばあちゃん。
野辺山、八ヶ岳の南裾野、小淵沢と南下、高速道路で帰。 到着は 5:30 くらいだった。

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渋峠

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白根山火口

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鬼押し出し

 

おわり