シニアライダーの旅日誌

Tana40年のツーリング記録

2013年7月 福島県裏磐梯~新潟ツーリング

7月23日7、一時帰国したばかりで時差ボケもあり1時半頃目が覚めた。大分早いが着替えをして2時半に出発、三好ICから東名に乗りまずは東京を目指す。三ケ日から第二東名を使い120Km/HにCCSをセットし快調に飛ばす。関東まで雨の心配はないはず、走れるうちに走ろう。しかし寝むけが直ぐにやってくる。何回か休みを入れ東京に付いたのは6時半くらいか。

首都高速は大きな間違いは無く東北自動車道へと乗り換え、早朝で空いていることもあり7時着には川口SA着、ここまで350Km走行。

東北自動車道矢坂付近のSAで給油、466Kmで18.4リッター、満タン位置が正確ではないがなんと25Km/L以上の燃費。気を良くして快調に飛ばす、心配された雨も小雨程度で福島西ICに着いたのは10時前だった。

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小腹が空いたがまだラーメン屋は開いていない、スーパーでおにぎりを買って磐梯吾妻スカイラインへと向かう。雨どころか雲こそ多目だが日射も強く熱い、早く標高を稼ぎたい。

スカイラインは無料開放中、グングン標高を上げ途中「つばくろ谷」で休憩。

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スカイラインの頂上を目指してワインディングを楽しむ、もう少し荷物が少ないとコーナーも気持ちよく決まるのだが・・・

頂上に近づくと吾妻小富士が見えてくる、そして最後の右コーナーを曲ると鼻をつく硫黄の臭いと思わず“ワッ“声が出そうになるカルデラの風景広がる。

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峠の頂上浄土平に到着。以前バイク雑誌の付録のCDでモンちゃん(多門恵美)が吾妻小富士に登っていたことを思い出した、しかし登った後の風景がどうだったか覚えていない。どうしても見てみたくて登ってみた。

釜の中は水も溜まっていなく空っぽだった。反対側の眺めも期待したが高い壁のため全く見えない。しかし浄土平全体が見える。未だ煙を吐いている事も確認できた。

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磐梯吾妻スカイラインの後は一般道路を少し経由し磐梯吾妻レークラインに繋ぐ。この道路も無料、といっても元々あまり見どころは見当たらない。途中大粒の雨、たまらず合羽に着替える。

キャンプ場に到着したのは午後1時を少し回った頃、キャンプにはかなり早いが管理人が出てきてチェックインしても良いとの事だったのでテントの設営開始、「天気予報は雨だし何処に設営しても良いけど屋根の下でも良いよ」と言ってくれたので湖畔の小さな屋根の下にテントを張ることにした。これが後になって大正解、酷い降りになってきてとても外で焚火など出来る状態ではなかったが屋根のお陰で焚火のまわりで美味しいビールをゆっくり楽しむ事ができた。 尚、キャンプ場は小野川湖畔の家キャンプ場、その名の通り五色沼小野川湖湖畔にある。

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二日目、まだ時差ボケが残っているのか早々に目が覚めた。 昨日から天気の事を心配して家内からメールが何通か届いている。東北、北陸は集中豪雨で土砂崩れがあったりして酷い事になっているようだ。 そう言われれば252号の六十里越えが通行できるか心配になってくる。早めに撤収し新潟の兄貴の家に向かうことにする。

出しなに管理人が「来てくれたお客さんには写真を撮らせてもらうようにしているんですが、構いませんか?」と言うことだったので「是非とも」と自分のカメラでも撮ってもらった。

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会津坂下から252号左折、さて通行止めになってはいないだろうか。その場合引き返し49号か磐越道で長岡方面に向かうかなり大周りのルートとなるので出来れば避けたい。

長岡ナンバーの対向車が無いかチェックするがどれも福島か会津ナンバー、だがかなり252を走ったころようやく“新潟県方面通行可”の電光掲示があり一安心。

只見川は雨のせいでかなり濁り増水もしている、そして水面には深い霧が出ている。

写真は田子倉ダムの直下、霧の為水面が見えない。

六十里越えのワインディングと景色を堪能し兄貴の家に着いたのは11時だった。

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おわり